「木地屋」は、江戸時代を通じて日本各地の山々を移住しながらお椀の素地となる「木地」を作っていた職人です。彼らの多くは江戸時代末期には定住して集落を作りますが、ここ糸魚川の木地屋もそうした木地屋集落の典型的な事例と言えます。移住から定住に至る歴史が伝えられ、また独自の制作用具が保存されていたことから、平成8年(1996年)に資料館が建設され、今日に至っています。
(展示資料はすべて国指定重要有形民俗文化財)
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