木地屋シンポジウムinいといがわを終えて

　この種の企画としては1年という準備期間は決して十分とは言えないと思いますが、昨秋に動き出してまさに1年。その間多くの人たちの協力を頂いて無事終わったことにホッとしています。よかったよ！勉強になった！とても意義深いシンポだった・・等々多くの方から感想を寄せていただきました。関係の皆さんに心より感謝いたします。

　今回のテーマ「氏子かり」については様々な角度から話題になり多くの方の理解が深まったものと受け止めています。大所木地屋の歴史は決してローカルなものではなく、日本各地の木地屋と繋がった大きなネットワークの中にある、そのことが伝わればシンポジウムの目的の大半は達せられたことになります。そしてさらにそのネットワークが現代によみがえり大きく広がっていくことを期待しています。